引っ越しのトラブル発生!DIYエアコン取り付け大作戦

引っ越しをするときに、家にあるエアコンを新居に持って行こうと考える人は少なくありません。私もその一人でした。引っ越し業者に頼むと取り付け料金が平均で2万〜3万円かかるため、自分で設置してみようと決心しました。YouTubeでエアコンの取り付け方を調べ、道具を準備して、いざ作業開始です。
作業は順調に進み、エアコン本体を壁に取り付け、配線やドレンホースも完了。あとは電源を入れるだけ!期待を胸にスイッチをオンしました。しかし、エアコンはピクリとも動かないのです。これには驚きと焦りを隠せませんでした。
実は、今回のエアコン取り付けが初めてのDIYではありません。以前にもリビングの照明器具を交換したことがあります。その時も、取り付け後に点灯しないという問題が発生しました。結局、配線の接続不良が原因だったのですが、あの時の失敗を思い出し、不安が一気に押し寄せてきました。
問題発生!プロに助けを求める

自分で確認できることはすべてやったつもりでしたが、エアコンは全く動作しません。仕方なく、地元の信頼できる電気屋さんに連絡をして、助けをお願いすることにしました。ほどなくして、電気屋さんが駆けつけてくれました。
「まずは基本的な部分からチェックしていきますね。」
電気屋さんは手際よく作業を進めていきます。最初に確認したのは冷媒ガスの状態でした。冷媒ガスはエアコンが部屋の温度を下げるために必要な重要な要素です。ここで、意外な事実が判明しました。
「ガスが抜けていますね。これが原因とは限りませんが可能はあります。」
どうやら、エアコンを取りはずしたときか運搬する際、もしくはそれ以外の原因で冷媒ガスが漏れてしまったようです。過去に一度ガスを補充している履歴があることも分かり、内部に何かしらの問題がある可能性が示唆されました。さらに、もし内部でガス漏れが続いている場合、窒素ガスによる耐圧試験が必要になるとのことでした。この試験には1万〜2万円ほどの費用がかかることも教えてもらいました。
また、エアコンをDIYで取り付ける際には他にも注意点があります。特に、電圧のチェックやアースの設置が不十分だと、最悪の場合火災や感電事故につながる危険性もあるそうです。このような点を考えると、プロに依頼する安心感は大きいと感じました。
さらに電気屋さんから、過去の事例もいくつか聞かせてもらいました。山梨のような寒暖差の激しい地域では、冬に暖房を効かせるためにエアコンがフル稼働することも多いそうです。そのため、エアコンのメンテナンスを怠ると不具合が起きやすくなるとのことでした。
修理か買い替えか?悩むお客様

電気屋さんの説明を聞いた私は、修理と買い替えのどちらが良いのか迷いました。13年以上使用しているエアコンですし、修理に費用をかけてもまたすぐにトラブルが起きるかもしれません。内部でガス漏れが発生している可能性がある場合、耐圧試験などの追加作業も必要になります。総額で3万〜5万円の修理費用がかかる可能性があると聞き、さらに悩みました。
さらに、新しいエアコンの利点についても考えてみました。最近のエアコンは省エネ性能が高く、AIによる自動運転機能や空気清浄機能など、便利な機能が多く搭載されています。これによって電気代が大幅に節約できることも期待できます。
そこで、電気屋さんからこんな提案がありました。
「最近は、ECサイトで6畳用のスタンダードなエアコンなら国内メーカーでも4万円程度で購入できますよ。ネットでも手軽に注文できますし、取り付けも業者に頼めば2~3万円ほどで済みます。」
確かに、その方が将来的には安心だと感じました。また、新しいエアコンには省エネ性能や便利な機能が搭載されているため、電気代も月に1,000円〜2,000円程度節約できる可能性があります。
さらに、山梨のような地域では四季による気温の変動が大きく、エアコンが一年を通して活躍する場面が多いことも考慮する必要があると気付きました。
エアコン選びのポイント

新しいエアコンを選ぶ際には、部屋の広さや使用目的に応じた適切な機種を選ぶことが重要です。一般的に、6畳のエアコンなら冷暖房能力が2.2kW程度のもの(建物の構造により適性が変化します)が適しています。また、ペットがいる家庭やアレルギーを持つ方には、空気清浄機能や抗菌フィルターがあるモデルがおすすめです。
最近では、スマートフォンと連動して外出先から操作できるモデルも増えており、利便性が向上しています。こうした最新機能も考慮に入れると、長く快適に使えるエアコンを選ぶことができます。
季節ごとのエアコンの使い方

山梨のように夏は暑く冬は寒い地域では、エアコンの使い方を季節ごとに工夫することが重要です。
- 夏:冷房は設定温度を26〜28℃に保ち、扇風機を併用すると効率的です。
- 冬:暖房時には20〜22℃を目安にし、加湿器を併用して乾燥を防ぐと快適です。
- 春・秋:気温が安定している時期は、送風モードで空気を循環させるだけでも十分です。
また、定期的にフィルターを掃除することで、エアコンの効率が向上し電気代の節約にもつながります。
修理・取り付けにかかる費用一覧
作業内容 | 費用目安 |
引っ越し業者の取り付け料金 | 2万〜3万円 |
冷媒ガス補充 | 1万〜2万円 |
窒素ガスによる耐圧試験 | 1万〜2万円 |
エアコン修理費用 | 3万〜5万円 |
新品エアコン(6畳用) | 約4万円(ネットで直接注文) |
新品エアコン取り付け | 2~3万円くらい |
月々の電気代節約 | 1,000円〜2,000円 |
新しいエアコンで快適な生活へ

結局、私は新しいエアコンを購入することにしました。手続きもスムーズに進み、数日後には新しいエアコンが取り付けられました。電気屋さんも親切に対応してくれたおかげで、今後も困ったときには頼れる存在ができたと感じています。
DIYで挑戦することは悪いことではありませんが、専門的な知識が必要な作業では、最初からプロに頼ることも大切だと実感しました。特に山梨のような寒暖差が激しい地域では、エアコンの性能が生活の快適さに直結します。皆さんもエアコンの取り付けや修理でお困りの際は、ぜひ信頼できる地元の電気屋さんに相談してみてください!
また、地元に根ざした電気屋さんとの長期的な関係は、困りごとが発生したときに大きな助けとなります。小さなトラブルでも気軽に相談できる存在がいると安心です。
さらに、エアコンのメンテナンスについても今後考える必要があります。フィルターの定期的な掃除や、長期間使用した場合の内部クリーニングを行うことで、エアコンの寿命を延ばし、効率的な運転が可能になります。これも将来的なコスト削減につながるでしょう。
もしこの記事を読んで、エアコンについての疑問や相談があれば、ぜひコメントやお問い合わせをお寄せください。ヤザキ電気と一緒に、快適な住まいづくりを目指しましょう!
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